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製薬会社の就活の面接で聞かれること【社員が教える具体的な対策】

製薬会社の面接で聞かれること

製薬会社に就職したい。就職活動の面接ではどんなことが聞かれるの?

こんなお悩みにお答えします。

本記事の信頼性

本記事の信頼性

無事エントリーシートが通ったら、いよいよ面接が始まりますよね。

面接でどんなことを聞かれるのか、どんな対策をすれば良いのか。

今回の記事では製薬会社に就職するにあたり、具体的な面接対策についてお伝えします。

ぜひ最後までお読みください。

本記事の内容

  • 製薬会社の就職面接で聞かれること
  • 具体的な対策

製薬会社の就職面接で聞かれること

面接で聞かれること

製薬会社の就職活動では、面接は次の3つがあります。

ポイント

  • グループディスカッション
  • 一次面接 (個人面接)
  • 最終面接(役員面接)

聞かれることは、面接の種類によって異なります。

したがって、面接の種類に応じた対策が必要になります。

順番に見ていきましょう。

グループディスカッションで聞かれること

これは会社によっても、年度によっても異なります。

なので、何を聞かれるかはむしろ考えなくていいです。

結局みんなで話し合うので、何を聞かれているかわからなくて焦ることはありません。

わからない時はわからないと言えばOKです。

大切なのは、何を聞かれるかなんて考えてもわからないので、変に心配しないことです。

一次面接(個人面接)で聞かれること

一次面接(個人面接)では、だいたい以下のことが聞かれます。

一次面接で聞かれること

  • 志望理由
  • 学生時代に頑張ったこと
  • 学生時代の失敗体験
  • 自分の強み
  • 自分の弱み

研究職の場合は、自分の研究を簡単に説明する時間が設けられると思います。

意外と盲点なのが、失敗体験や自分の弱みです。

私は、自分の良いところや成功エピソードは準備していました。

ただ、失敗体験とかを聞かれたときに、悩んでしまいました。

自分の弱みや失敗体験については事前にエピソードを準備しておきましょう。
大切なのは、失敗体験や弱みを述べるときは、『失敗から学んだこと』や『弱みをどうカバーしたいか』を述べてポジティブな締めくくりにすることです。

最終面接(役員面接)で聞かれること

一次面接と同じようなことを聞かれます。

それに加えて、だいたい聞かれるのが、『うちの会社は第一志望かどうか』です。

最終面接にもなると、人によっては複数の内定を持っていたり、複数の最終面接を抱えていたりします。

なので、会社としても、内定を出した後に本当に入社してくれるかが不安なわけです。

『第一志望です』と言いましょう。
第一志望じゃありませんと言って得することはありません。

また、会社によっては、『もし内定を出したら、他の会社をすべて辞退してください』とか言ってくるところもあるかもしれないです。

製薬業界ではほとんどこういうことを言ってくる会社はないと思います。
ただ、もし言われたとしても気にしないでください。
就労契約を結ぶ前にそんな強制力はありません。

具体的な面接対策

面接当日の対策

具体的な面接の対策については、面接の種類毎に異なります。

なので、グループディスカッション、一次面接、最終面接のそれぞれについて、具体的な対策をお話します。

面接当日は緊張しますが、事前対策をしておけば、多少緊張を和らげることができます。

グループディスカッションの対策

グループディスカッションは何を聞かれるかわかりませんが、対策はあります。

グループディスカッションの対策は次の3つです。

グループディスカッション対策

  • 別の業界を受けて練習する
  • 役割を明確にする
  • 改善を意識する

順に説明します。

別の業界を受けて練習する

グループディスカッションは初めてだと雰囲気に飲まれてしまうこともあります。

もし第一志望の会社ではじめてのグループディスカッションとなると、ちょっとリスキーですよね。

なので、対策としては、異なる業界にもエントリーして、グループディスカッションの実践練習をしておくことです。

私は食品業界も受けることで、グループディスカッションの対策をしました。

役割を明確にする

グループディスカッションの際には、参加者は役割を分担します。

たとえば、司会や書記、タイムキーパーなどですね。

対策としては、自分がどういう役割に向いているのかを把握しておくことです。

ちなみに私は司会は苦手でした。
司会をやると、意見をまとめることに集中してしまい、自分をアピールできませんでした。
私は、物事を色んな角度からじっくりと考えるのが得意なので、司会は誰かに任せてました。

何回かグループディスカッションをやると、感覚がつかめると思います。

改善を意識する

グループディスカッションは個人を見ているものの、あくまでチーム戦です。

やっぱり良い結論を導き出せるチームは、良い議論が行われています。

なので、ただ同調するわけではなく、反対意見があるときはしっかり言った方が良いです。

でも、真っ向から否定するわけではなく、相手への理解を示しつつも提案する感じです。

『確かにそうですね。ただ、〇〇という考えもできませんか?』みたいな聞き方ですね。

また、グループとして結論を出した後も、時間が余った際は、自分たちの結論の改善点を探すように促しましょう。

100%正しい結論などありません。

なので、余った時間で次の事を考えられればベストです。

ポイント

  • 自分たちの結論に不足しているところ
  • 自分たちの結論をもっと良くする改善策

グループのメンバーに積極的に提起して、議論を深めましょう。

一次面接(個人面接)の対策

グループディスカッションが終わったら、いよいよ一次面接です。

一次面接の具体的な対策は、面接当日の対策です。

面接当日は次の2つのことを行うと良いです。

一次面接の対策

  • 面接の30分前には会場周辺に到着
  • 思い出しながら話さない

1つずつお話します。

面接の30分前には会場周辺に到着

当たり前ですが、開始時間ギリギリになると焦ってしまいます。

適度な緊張は良いですが、緊張と焦りが掛合わさると、パフォーマンスは劇的に下がります。

到着時刻に余裕を持ち、頭の中でシュミレーションしましょう。
一番大切なのは平常心です。

時間に余裕を持つのが何よりも大切です。

思い出しながら話さない

準備したことを思い出しながら話していると、相手の心に響きません。

思い出しながら話すのではなく、自分の言葉で話しましょう。

自分の言葉で話すコツは『心の声を言葉にする』ことです。

たとえば、『他社の意見に耳を傾けることの大切さを学んだ』というエピソードを次のように話したらどんな印象でしょう?

心の声を言わない場合

私は仲間に相談することで、自分にはない意見を知ることができました。この経験から、他者の意見に耳を傾けることの大切さを学びました。

悪くないですね。

でも、あまり印象には残らないと思いませんか?

では、次の場合はどうでしょうか?

心の声を言う場合

思い悩んだ私は、勇気をもって友人に相談してみました。そして友人と議論を重ねる中で、私は自分の心のなかにあるモヤモヤがどんどん晴れていくことに気が付きました。

『あぁ、そういう意見もあるんだ』
『自分には全然思いつかなかった』
『やっぱり議論することで初めて世界が広がるんだなぁ』

私は身にしみて実感しました。この経験から、他者の意見に耳を傾けることの大切さを学びました。

文章なので熱量が伝わりにくいですが、強弱をつければ、より思いが伝わりませんか?

これは、カッコ内の言葉、すなわち『心の声』をそのまま言っているからです。

心の声をそのまま言うときは、別に丁寧な言葉じゃなくて良いです。
素直な気持ちをそのまま言葉にしましょう。

最終面接(役員面接)の対策

最終面接まで進むと、人によっては逆に緊張しないかもしれないですね。

結構面接慣れしてくる人も出てきます。

最終面接の具体的な対策は次の2つです。

最終面接の対策

  • いいところだけ見せようと思わない
  • 下手にへりくだる必要はない

1つずつ見ていきましょう。

いいところだけ見せようと思わない

役員の人たちは百選練磨です。

まだ学生の就活生に、最初から多くを求めてはいません。

大切なのは素直に学ぶ姿勢です。

現段階で完璧を目指す必要はありません。

生涯をかけて成長する意欲があるか、そのポテンシャルを見極めるのが役員の役割です。

なので、別にいいところだけ見せようとしなくて良いです。

わからないことがあれば、わからないと伝えれば良いです。

大切なのは、反射的に受け答えするのではなく、よく考えて話すことです。

下手にへりくだる必要はない

役員の方々を前にすると、圧倒されちゃう人もいるかもしれません。

でも、下手にへりくだる必要はありません。

役員の人たちは、若いエネルギーに期待しています。

若いエネルギーは荒削りで良いのです。

下手にへりくだっている人は、どうせ会社でも周りの目ばかり気にして、イノベーションは起こせないだろうなぁと捉えられます。

情熱を伝えてください。

不器用な言葉でもかまいませんので、心の声を伝えましょう。

最終面接まで来たのだから、まずはそのことに自信をもってください。

事前に行うべき対策

事前に行うべき対策

最後に、面接までの準備期間に行うべき具体的な事前対策をお示しします。

具体的な事前対策は次の2つです。

事前対策

  • 自分の考えを紙に書き出す
  • 自分のキャッチフレーズを作る

1つずつ見ていきましょう。

自分の考えを紙に書き出す

面接で話す内容を考えるときや、自分の思考を整理するときなどに紙に書き出すようにしましょう。

人間は、考えたことを紙に書くのではなく、書きながら考えるものです。

思考するとは、自分の考えを文章に落とし込むことです。
紙に書き出すことで、自分の思考の偏りや漏れを客観的に捉えることができます。

たとえば、次の問題を5秒以内に答えてください。

23×65−15+6×98+2=?

暗算が早い人ならできるかもしれないですが、私にはできません。

でも、時間をかけて紙に書き出せば解けるはずです。

極端な例を出しましたが、要は同じです。

就活の自己分析などで、自分の考えを整理しますよね。
面接対策でも考えを整理します。
紙に書き出すことで、複雑な思考を視覚的に捉えることができます。
自分の思考を洗練させるためには、紙に書き出すのが最も良い方法です。

自分のキャッチフレーズを作る

ぜひ、自分のキャッチフレーズをつくってください。

たとえば、こんな感じです。

自分のキャッチフレーズ

  • 人の心を読むスペシャリスト
  • 論理性の鬼
  • Mr.行動力

パッと思いついたフレーズなので、あくまで参考までにって感じです。

あるいは、自分の人生観を言葉にするのでも良いです。

あなたの人生観を考えて、紙に書き出してみてください。

キャッチフレーズをつくったり、人生観を言葉にすることの大切さは『一貫性の担保』です。

その言葉を意識することで、自分の行動や発言に一貫性がでます。

そのため、面接の受け答えでもブレる心配がありません。

信頼とは『一貫性に基づく予測性』です
一貫した態度をとっている人は、将来の行動や会社に入ってからの活躍が予測できます。
そしてそれこそがまさに、仕事をする上で一番大切な信頼です。

ぜひ、自分を客観的に見つめ、自分をラベリングしてみてください。

就活の具体的な対策については、以下の記事も参考にしてみてください。

>>製薬会社の就職活動対策【オススメの情報サイトも紹介】

今回は以上です。

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