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読書のコツ【もう読んだ内容は忘れない】

読書のコツ【もう読んだ内容は忘れない】

読書のコツを知りたい。
そもそも本を読むことって意味あるの?

こんな疑問にお答えします。

本記事の信頼性

本記事の信頼性

私は毎日読書をしています。

通勤中、会社の昼休み、寝る前など、空き時間ができたときはだいたい読書しています。

だいたい、年間で100冊ぐらいは読みます。

正直、本の数はどうでもいいです。
少しずつでも良いので、日々の生活に読書を取り入れるのは本当におすすめです。
毎日の読書が、確実にあなたを成長させてくれます。

ただ、漠然と読書をするよりも、読書の効果を上げる方法はあります。

私は日々読書をする中で、いろいろと工夫し、自分なりのやり方を見つけました。

今回は私が実践している読書のコツをご紹介します。

本記事の内容

  • 本には3種類ある
  • 著者の視点に立つ
  • 読書のコツ【もう内容を忘れない】

本には3種類ある

本には3種類ある

ざっくり分けると、本には3つの種類があります。

本の種類

  • エンタメ系
  • 教科書系
  • ビジネス系

まず、エンタメ系です。

これは、一般的な漫画や小説などですね。

エンタメ系の本は、文章そのものを楽しむものなので、時間をかけて味わって読めば良いですよね。

なので、あまりコツとかを意識する必要がないですよね。

小説とかは読むのに結構時間がかかると思います。
ですが、それでOKです。
早く読もうとして、内容をちゃんと理解できていなかったら、小説の面白さを味わうことができないですよね。

次に教科書系です。

これは、専門分野の書籍などが該当します。

たとえば、以下の記事に紹介されているような本です。

>>わかりやすい免疫学の教科書【おすすめ3選】

>>最もわかりやすい『がん』の本【研究者の僕がオススメします】

>>製薬会社の研究員を目指す人が読むべき本【オススメ5選】

これらの本は、基本的には辞書のように使えばいいです。

このような本を読むときの目的って、調査的な側面が多いですよね。
たとえば、〇〇についてわからないからその知識を得るみたいな目的が多いと思います。
なので、ほしい知識は本の中の特定の部分に記載されているわけですから、辞書のように使えばOKです。

あるいは、本と読みながら、Google検索も行い、最終的に自分の知識になればOKですよね。

なので、読み方にこれといったコツを求めなくてもOKです。

一方、ビジネス系の本は読み方のコツが必要になります。

ビジネス系の本って、小説とかに比べると割と短時間で読めませんか?
教科書系の本に比べても、文章そのものが読みやすいはずです。

ビジネス系の本は、読みやすいからこそ読み方を工夫する必要があります。

小説であればストーリーを意識しますし、教科書系であれば知識そのものに価値があります。

でも、ビジネス系の本の場合は、読んだあとに何となく気持ちが盛り上がって、それで終わってしまうケースが多いです。

だからこそ、内容を忘れやすいわけです。

読みやすいからこそ忘れやすいというのは皮肉ですが、だからこそちょっとした工夫で、頭一つ抜けた読書の仕方ができます。
そのためには、まずビジネス系の本を読む意味をしっかり理解する必要があります。

著者の視点に立つ

著者の視点に立つ

そもそも、ビジネス系の本を読む目的って何でしょう?

もっというと、なんで世の中にはビジネス書を書く人がいるのでしょう?

ちょっと著者の視点に立ってみましょう。

あなたが何か文章を書く時を想像してください。

ブログでも、報告書でも、メールでも、LINEでも何でもいいです。

これらの共通点ってなんでしょう?

それは当たり前ですが、読み手がいることですよね。

どんな文章にも読み手がいます。

読み手がいるということは、文章は相手に何かを伝えるときに書くわけです。
もっと言うと、文章を通じて相手の心を揺さぶり、相手の身体を動かすことが文章の大きな目的です。
要は、相手の行動を変えるために文章って存在するわけです。

相手の行動を変えるって聞くと、おおげさなと思うかもしれません。

でも、たとえばメールで何かお願いするときって、お願いした結果、相手が何らかの行動をしますよね。

LINEで飲みに誘うときだって、相手は自分と会うための予定を確保するわけですから、相手の行動が変わります。

どんな文章でも、文章を書いた先にあるのは、行動変容なわけです。

そう考えると、ビジネス系の本を書く人の目的は、読んだ人の行動を変えることです。
逆に言えば、読んだ後に行動が変わらなければ、その読書にはあまり価値はありません。

したがって、読書のコツというのは、いかに行動変化に繋がる読書ができるかってことに集約されます。

読書のコツ【もう内容を忘れない】

読書のコツ【もう内容を忘れない】

私が考える読書のコツは次の6つです。

読書のコツ

  • 冊数にこだわらない
  • 強弱をつけて読む
  • ダメ本は思い切ってやめる
  • 読んだ後はラベリング
  • ワンメッセージ・ワンアウトカム
  • 友達に本の内容を話す

まず大前提として、読んだ本の数など気にしなくてOKです。

世の中には読んだ本の数でマウントを取る人がいますが、気にしなくてOKです。
大事なのは、しっかりと本の内容を理解し、行動につなげることです。
本を読むことはあくまで手段であり、目的ではないので、自分のペースで良い本をしっかり読みこむ方が重要です。

また、世の中では、自分にとって重要なところだけ読めという人がいます。

私はこの方法は良い方法だと思います。

ただ、飛ばしながら読むのが気持ち悪いと感じる人の気持ちもわかります。

なので、私のおすすめは『強弱をつけて読むこと』です。

私は最初から最後まで、飛ばさずに読んでいきます。
ただ、読み進めていく中で、あまり重要ではないな〜という箇所は、ざーっと流し読みします。
私はこれを『弱く読む』と名付けています。
そして、自分にとって重要だと思うところはじっくり読みます。
これが『強く読む』です。
このようにして強弱をつけながら読むと、ストレスなく読み進めることができます。

そして、読んでいく中で、この本はちょっと自分に合わないかもな〜と思ったら、すぐに読むのをやめます。

本を書いている人も人間なので、やっぱりダメ本は存在します。

大切なのは、ダメ本に出会ってしまったときに、いかに思い切って読むのをやめられるかです。

本の値段よりも、あなたの時間の方が大切です。
この本はダメ本だと自分の頭で判断できたことに自信を持ち、思い切って途中で読むのをやめましょう。

ダメ本の判断基準は冒頭10ページです。

プロの書き手であれば、冒頭10ページで読者の心を掴まないとダメです。

なので、最初の10ページ読んでみて、『ちょっと微妙』と思ったらやめればOKです。

次の本に切り替えましょう。

更新情報

本の要約サイトフライヤーで事前に本の要約を見るのがダメ本に出会わないためにおすすめです。

本の要約サービスflierフライヤー

日々の読書の効率を高めてくれます。

そして、良い本に出会い、読み終えたら、ぜひその本をラベリングしてみてください。

ラベリングとは、その本を一文でまとめることです。

たとえば、夢を叶えるゾウという本を読んだ際、私は次のようにラベリングしました。

夢を叶えるゾウのラベリング

毎日ちょっとずつ簡単な課題をクリアしていくことで、大きな夢を実現するまでのプロセスを描いた本

こんな感じでラベリングしておくと、本の概要を記憶しておくことができます。

このラベリングをノートなどに書いておくと尚良いです。

人間の脳は、思い出すきっかけがあると芋づる式に記憶が引き出されるようにできています。
ラベリングすることで、脳の中に概要が定着するので、あとはそこから芋づる式に本の内容は引き出すことができます。

このラベリングをしたあとは、この本から学んだ行動変化へつなげたいメッセージを一つだけノートに書き出します。

そしてそれに対する具体的な行動プランを書き出します。

たとえば、本の中に『全肯定』というワードがあったら、『会議のときは、決して相手の批判をしない』とか、簡潔に行動プランを書きます。

これがワンメッセージ・ワンアウトカムです。

一冊の本から、欲張って色んな行動プランを作ろうとすると、結構疲れます。
疲れると、そのうち本を読むの面倒になってしまいますよね。
なので、あくまで負担にならないレベルにとどめておくのが重要です。
そのため、一冊の本から受け取るメッセージは一つに絞った方が、結果的に成長の機会が長続きします。

このようにして本の概略を掴み、行動プランを作ったら、本の内容をぜひ友達や同僚に話してみてください。

人の脳は、相手に説明しながら、論理を構造的にまとめることができます。

重要なのは、構造をまとめてから話すのではなく、話しながらまとまるということです。
人間の脳って不思議なもので、考えてから喋るのではなく、喋りながら考えています。
なので、友達とかと本の内容を話していると、自分でも思いがけないような気付きがあったりします。

ポイントを6つも紹介したので、このポイントを覚えておくだけでも大変ですよね。

なので、この6つのポイントを流れで示すとこんな感じです。

ポイント

何冊読んだかなんてどうでもいいので、しっかり読もう。

でも、途中ザーッと読んでもいいし、もしつまらなかったら途中でやめよう。

読んだ後は内容をざっくり一言でまとめて、目標立ててみよう。

友達と本の事は話そう。

まとめ:読書は未来の自分への投資

まとめ:読書は未来の自分への投資

読書は未来の自分への投資です。

自分の人生は一度キリですが、本を読むことで著者の人生を疑似体験することができます。

それは、自分ひとりでは経験できなかったことを、たくさん学べることを意味します。

なにかに悩んだ時、自分ひとりで問題に立ち向かうよりも、協力してくれる仲間がいたほうが、短時間で解決できますよね。
読書は自分の中に、自分以外の考え方を持つ機会を与えてくれます。
自分の中に、いろんな考え方、つまり色んな仲間を増やせるわけです。

今回紹介した読書法を参考にしつつ、ぜひ読書を楽しんでください。

私も読書を通じて色んなことを学びながら、このブログに活かせればと思います。

今回は以上です。

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