内定何個も取れる人の特長が知りたい。
こんな疑問にお答えします。
本記事の信頼性
就職活動で内定をいくつも取る人っていますよね。
できることなら、何個か内定を取って就職先を選べる立場でいたいですよね。
私自身、ありがたいことに大手製薬会社3社から内定を頂きました。
今回は内定がいくつも取れる人の本質的な特長についてお話しします。
ただ、本題にいく前に一つ前提です。
この記事では、たくさん内定を取るためのノウハウをお話するわけではありません。
おそらくそんなノウハウはありません。
私自身、内定の数になど価値はないと思っています。
ただ、本当に行きたい会社から内定を取れる人には本質的な特長があります。
そしてその本質的な特長があるからこそ、結果として複数の内定を取っているのです。
この記事では、ただ内定が取れる人の特長をお話するだけではなく、本質的な特長を磨くための行動習慣についてお話します。
前置きが長くなりました。
さっそくいきましょう。
本記事の内容
- 内定をいくつも取れる人の特長
- 素直に捉え、頭で考え、行動する
- 内定が取れない人の特徴
- 明日からの行動習慣【本質的な就活対策】
目次(クリックすると読みたい部分まで飛べます)
内定をいくつも取れる人の特長
内定をいくつも取れる人の特長は次の3つです。
内定をいくつも取れる人の特長
- 素直である
- 自分の頭で考える
- 行動力がある
もしかしたら、もっとテクニカルなことを想像したかもしれません。
でも、この3つが揃っていれば、はっきり言って最強です。
一つずつ解説します。
素直である
内定をいくつも取れる人の1つ目の特長は素直であることです。
素直であることはめちゃめちゃ重要です。
たとえば、あなたのバイト先に新人さんが来たとします。
バイトをしていなければ、クラブ活動でもなんでもいいです。
もしその新人さんが何かをミスしたとします。
結構大きなミスです。
そのとき、もしその新人さんが素直にごめんなさいと謝ってきたら、あなたはどうしますか?
私なら、どんなに大きなミスでも、もし素直に謝ってくれたら必ず許します。
人間誰だって必ずなんかしらのミスをします。
むしろ、勇気をもって素直に謝ってくれたことをちょっと褒めるかもしれません。
反対に、新人さんがミスを隠し続け、それが何かの拍子に露呈したとします。
それでも新人さんが自分のミスを認めず、言い訳ばかりしていたらどう思いますか?
たぶん私なら、もうその新人さんと深く関わるのをやめると思います。
素直さはどんな職種でもどんな立場の人間でも持っていて損は無いものです。
素直に自分の失敗を認められること。素直に謝れること。素直に他人のアドバイスを聴けること。
素直な人の周りには人が集まります。
人が集まると大きな仕事ができます。
結果的に、素直な人は伸びます。
だからこそ、採用に携わる人たちは素直さを重要視します。
就活で大事なことは、人間として本質的に重要なものです。
自分の頭で考える
内定をいくつも取る人の2つ目の特長は自分の頭で考えるということです。
自分の頭で考えるというのはどういうことでしょう?
人は誰しも、自分の頭で考えていると思っています。
でも、考えるっていう行為をうまく説明できますか?
もっと言うと、どういう状態であれば、『自分の頭で考えた』と言えるでしょうか?
これは結構難しい問題ですよね。哲学っぽいです。
私の思う、自分の頭で考えたという状態は、『自分の頭の中のモヤモヤした思いを文章にすること』です。
たとえば、夏のある日、なんか暑いなぁと思ったとします。
なんか暑いなぁというのは、自分の頭の中のモヤモヤした思いです。
この『なんか暑いなぁ』という漠然とした感情を思考に落とし込むための道具が文章です。
暑いと感じるのにはいろんな理由が考えられますが、一般的に考えられる選択肢は以下の通りです。
ポイント
- 気温が高い
- 湿度が高い
- 厚着をしている
- そもそも人よりも暑がり
- 体調が悪い
これらの選択肢の中から一つずつ正誤を判定し、最終的に部屋の湿度が75%と高い状態であったことに気づいたとします。
すると、なんか暑いなぁというモヤモヤは、『部屋の湿度が75%と高く、汗が蒸発しないため体感温度が高くなった』と文章にすることができます。
この状態だと、より具体的に思考ができていると思いませんか?
さらに文章にすることによって、『湿度が高いのであれば、除湿機を使って湿度を下げよう』という解決策まで思いつきます。
なんか暑いなぁというモヤモヤのままでは、この解決策は思いつきませんよね。
ちょっと極端な例だったかもしれませんが、仕事においてもほとんど同じです。
データを見たときに、なんか変だなぁと思ったりしたとします。
その『何か変だなぁ』という違和感をいろんな角度から考え、文章にすることで、問題点が浮かび上がります。
それが仕事のできる人の考え方です。
違和感をいろんな角度から考えるためには、どんな角度があるかを知らなければいけませんよね。
一番オススメの方法は読書です。
これについては後ほど詳しくお話します。
自分の頭で考えることができる人は、就活だけでなく、実際の仕事でも成果が出せますよね。
だからこそ、結果的に複数の内定を取れるわけです。
行動力がある
内定をいくつも取る人の3つ目の特長は行動力があるということです。
仕事とは、『何を考えたか』ではなく、『何を考え、どう行動したか』です。
もちろん、考えることはとても大事です。
重要なのは、考えたことを行動に移して、はじめて成果に繋がるということです。
また、行動力がある人は一次情報に触れることができます。
一次情報というのは、自分が実際に目で見て体験することで得た情報のことです。
一次情報に触れることができるということは、自分の頭で考える機会が増えます。
なので、結果的に深い思考ができる人になります。
行動をすることで、さらに思考が深くなるわけです。
私は研究者なので、ちょっとだけ研究者の話をします。
意外かもしれませんが、優秀な研究者ほど、泥臭く行動します。
研究者っていう静かに調べものをしている印象があるかもしれませんが、真逆です。
研究という仕事は、新しく何かを生み出すことに価値があります。
だからこそ、自分で行動を起こさない限り、成果は生まれないわけです。
少しでも興味をもったことについては、まず行動してみるのが大事です。
スポーツ、英会話、旅行、インターンシップなど。
興味をもったら行動してみることで、新しい世界が拓けます。
素直に捉え、頭で考え、行動する
素直であること、自分の頭で考えること、行動力があること。
この3つは有機的に繋がっています。
目の前のことをまずは素直に捉えるのがスタートです。
たとえば、オンライン英会話のネイティブキャンプのCMを見た時、なんか良さそうと思ったら、素直にその感情を捉えます。
人からのアドバイスをもらったときも同じです。まずは素直に受け入れます。
そして素直に抱いた感情に対して、自分の頭で考え、文章化します。
感情を文章化
もともと英会話に興味があったが、費用が高いのがネックだったから断念していた。また、家から通える範囲にスクールがなかったので、現実的に厳しかった。けれどもオンライン英会話のネイティブキャンプなら月額6480円でレッスンが受け放題。しかも、オンラインなので、スクールに通う必要がない。これであれば、毎日英会話を続けることで効果を上げられそうだ。だから良さそうと思ったのだ。
文章化することで、さらに深堀りするポイントが見えてきますよね。
たとえば、オンラインなら通信環境はどうだろう?とか、講師の質はどうだろう?といった感じです。
このようにして、自分の頭で考えた結果、実際にやってみようと思い、無料体験に申し込みするという行動を起こすわけです。
自分の頭で考えた結果、やはりオンライン英会話はやらないという選択肢を取るのも立派な行動です。
大切なのは、自分の頭で考えて決定を下すことです。
つまり、素直であること、自分の頭で考えること、行動力があることというのは、全てが繋がっているということです。
もちろん、すべてが完璧である必要はありません。
ただ、大事なのはどれか一つの力だけを伸ばすのは難しいので、3つの要素が繋がっていると意識することです。
内定が取れない人の特徴
内定が取れない人は、内定が取れる人の逆です。
つまり、以下の特徴があります。
内定が取れない人の特徴
- 素直じゃない
- 自分の頭で考えない
- 行動力がない
これだけだと、そりゃそうだって感じですよね。
では、この特徴をもっと具体的に言い換えるとどうでしょう?
こんな感じです。
内定が取れない人の特徴
- 素直じゃない→今の自分に固執する
- 自分の頭で考えない→論理性がない
- 行動力がない→失敗を恐れる
こう言いかえるとイメージがつきますよね。
素直じゃないということは、いまの自分の枠に固執することになります。
それはある意味、考えることの放棄ですよね。
結果的に新しい行動に繋がりません。
自分の頭で考えないということは、論理性がないということです。
つまり、自分の感情や思考を論理的に捉えることができないので、再現性高く仕事をするのが難しいです。
失敗を恐れるというのも、結局新しい行動に繋がらないので、なにも生み出すことができません。
明日からの行動習慣【本質的な就活対策】
内定をいくつも取る人の特長は、①素直である、②自分の頭で考える、③行動力がある、でしたね。
では、最後に具体的にこれらの特長を身につけるための行動習慣をご紹介します。
私自身、これらの特長を完璧に体現できているわけではありません。
まだまだ道半ばです。
だからこそ、少しでも成長するために私が行っている行動習慣をご紹介します。
具体的な行動習慣は次の通りです。
行動習慣
- 素直である→ありがとうを伝える
- 自分の頭で考える→読書をする
- 行動力がある→期限を決めて宣言する
これらの行動習慣により、本質的な力をつけることが一番の就活対策です。
一つずつ見ていきましょう。
ありがとうを伝える
素直であるというのは、まず感謝の心をもつことからはじまります。
どんな些細なことでも、相手にありがとうを伝えましょう。
相手に感謝を伝えると、気持ちが良いです。
回り回って、自分のことを好きになれます。
そうすると、自分の素直な気持ちにも気付けるようになります。
たしかに、自分のことを批判する人とかにはありがとうを伝えにくいですよね。
もしそういう人が目の前に現れたら、距離を取るのも一つの手です。
でも、もしその人の言葉が少しでも的を射てるなと思ったら、まずは指摘してくれたことに対して感謝を伝えましょう。
日々の積み重ねが、あなたの素直さを磨きます。
いつの間にか、あなたの周りにはあなたを支えてくれる人がたくさんいることでしょう。
読書をする
自分の頭で考えるためには、考え方の幅を広げる必要があります。
自分の考え方の幅を広げない限り、結局今の自分の考え方から成長することはできないですよね。
考え方の幅を広げるためには、読書がおすすめです。
特にビジネス書がおすすめです。
先程、考えることは、自分の頭の中のモヤモヤを文章化することだと言いました。
本というのは、著者がモヤモヤと抱いた感情を何度も何度も推敲して、文章にまとめ上げた思考の結晶です。
1000円ちょっとで、新たな思考を得られることを考えれば、読書は最もコスパの良い自己投資です。
特に私のおすすめの本は『夢を叶えるゾウ』という本です。
この本は、何の変哲もない主人公が、ガネーシャというゾウの神様の課題を一つずつクリアしていくことで、自分の夢を叶えていくという物語形式のビジネス書です。
コメディタッチな部分もあり、スラスラと楽しく読めます。
この本の良いところは、ガネーシャが出す課題が本質的であるということです。
たとえば、夢を叶えるための一番はじめの課題が『靴を磨く』です。
これだけ聞くとよくわかんないですよね。
でも、本を読むと、なるほどなぁと思います。
興味があれば、ぜひ読んでみてください。
期限を決めて宣言する
行動するためには、ある程度の強制力が必要です。
なので、もし少しでもやってみようと思うことがあったら、周囲の友人に宣言しましょう。
不言実行も大切ですが、有言実行の方が効果的です。
来月までに英会話を始めるとか、今週中にこのデータを出すとか、なんでもいいです。
大切なのは、期限を設定することです。
期限がないと、ダラダラと先送りになり、結局行動しないまま終わってしまいます。
期限を自ら設定するためには、友達に宣言することが最も良い方法です。
もちろん、宣言を破ったからといって、友達は何とも思わないでしょう。
でも、あなたの心の中には、友達に宣言した以上、行動しなきゃって思いが生まれますよね。
そのちょっとした強制力が重要です。
はじめのうちは、すこしストレスかもしれませんが、慣れてくると自然とできるようになります。
しかも、友達や同僚に宣言するので、友達や同僚からアドバイスを貰えたりもします。
自分の気持ちや行動予定を周囲に発信するのは、良いフィードバックが生まれる要因にもなるわけです。
まとめ
日本の就活はたしかに大変です。
あまり効率的なものとは言えません。また、情報戦の側面も強いです。
ただ、だからといって、すべてが無駄というわけではありません。
就活を通じて学ぶことも多くあります。
そして大事なのは、まずテクニックに走る前に、本質を鍛えることです。
素直であること、自分の頭で考えること、行動すること。
本質を鍛えた結果として、内定は後からついてきます。
ぜひ、今回紹介した内容を踏まえた上で、本質的な就活対策をして頂ければと思います。
もしあなたが製薬会社に就職したいと考えているなら、以下の記事を参考にしてみてください。
今回は以上です。