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製薬会社就活の研究プレゼン対策【ダメな例を紹介】

製薬会社就活の研究プレゼン対策【ダメな例を紹介】

製薬会社の就活の研究プレゼンの対策を知りたい。

こんな疑問にお答えします。

本記事の信頼性

本記事の信頼性

製薬会社の就職活動では研究内容のプレゼンテーションがあります。

研究職を志望する人の場合は、プレゼン対策は必須と言っても過言ではないです。

私自身、プレゼン対策をしっかりすることで大手製薬会社3社から内定を頂きました。

もちろん、研究のプレゼンテーション以外の部分も就活では重要です。

ただ、研究のプレゼンはいわば研究者を目指す就活生にとっては本業にあたるわけですよね。

研究プレゼンの評価が低ければ、おそらく内定を取ることはできません。

研究者が自分の研究をうまくプレゼンできないというのは、プロ野球選手が野球が苦手というのと同じです。
それぐらい、プレゼンテーションというのは研究者にとって必須のスキルです。

今回の記事では具体的な研究プレゼンの対策をお伝えします。

ぜひ最後まで読んでみてください。

本記事の内容

  • 製薬会社の研究プレゼン
  • 研究プレゼンで評価されるポイント
  • ダメなプレゼンの例
  • プレゼンをうまくするコツ
  • まとめ:シンプルは最高の思いやり

製薬会社の研究プレゼン

製薬会社の研究プレゼン

製薬会社の研究職を目指す場合、どの会社でも研究のプレゼンテーションがあります。

5分程度の短いものから、20分近く話す場合もあります。

会社によっては当日パワーポイント資料を持参して、がっつりプレゼンする場合もあります。

資料を使わず、口頭のみで5分程度のプレゼンであれば、そこまで詳しく話す必要はありません。

面接官もそこまで詳しい情報は求めておらず、研究の目的やどんなことを考えて研究しているのかが知りたいわけです。

なので、時間が短い場合はさほど対策に困ることはありません。

一方で、資料を使ってがっつりプレゼンする場合は対策が必要です。

そのためには、まず研究プレゼンでどんなことが求められているかを知る必要があります。

研究プレゼンで評価されるポイント

研究プレゼンで評価されるポイント

まずプレゼンの対策に入る前に、大前提として研究プレゼンで評価されるポイントを知る必要があります。

ただ楽しく研究内容をプレゼンテーションするわけではありません。
就職活動なので、研究プレゼンを行うにも、採用側の何らかの目的があるわけですよね。
まずはそこを理解する必要があります。

よく勘違いしてしまうのが、自分の研究分野や研究室のレベルがアピールポイントになると思ってしまうことです。

たとえば、がんの研究をしているから、製薬会社と親和性が強く、通りやすいみたいな勘違いです。

また、有名な研究室出身だから、それ自体がアピールポイントになるという勘違いもあります。

結論、研究分野や研究室のレベルはアピールポイントにはなりません。

採用側にとっては、研究分野や研究室のレベルを見るために研究プレゼンの機会を設けているわけではないのです。

就活における研究プレゼンで、採用側が評価するポイントは次の2つです。

研究プレゼンで評価されるポイント

  • 自分で考えて研究しているか
  • 相手の理解に歩調を合わせられるか

この2つはめちゃめちゃ大事です。

一つずつ見ていきましょう。

自分で考えて研究しているか

研究は自分で考えて行うのが当たり前です。

ただ、ぶっちゃけ自分で考えなくてもある程度研究は進みます。

たとえば、研究室の教授が優秀なら、教授に言われた通りにやっていればデータは出ますよね。

でもこういう人を採用してしまった場合、会社に入ってから戦力になってくれる感じはしないですよね。

だからこそ、有名研究室出身というのはアピールポイントにはならないわけです。

なので、研究プレゼンでまず評価されるポイントは、いかに自分で考えて研究しているかです。

このポイントについては、日頃から自分で考えて研究をしているかどうかが明確な差としてプレゼンに表れます。

そもそも、なぜその研究をやっているのか。なぜその戦略をとったのか。なぜそのようにデータを解釈したのか。
自分で考えて研究をするというのは『なぜ』の深堀りです。
改めて自分の研究に対し、『なぜ』と問いかけてみるのをおすすめします。

相手の理解に歩調を合わせられるか

研究者にとってプレゼンテーションはとても大切なスキルです。

それは、プレゼンテーションは相手の理解を得る手段だからです。

研究をやるためには、お金が必要です。

これはアカデミアでも企業でも変わりません。

お金、つまり予算を得るためには、その研究の魅力や必要性をプレゼンテーションを通じて伝え、理解を得る必要がありますよね。

とくに、製薬会社で研究をする場合、お金だけでなく部署を超えた人の協力も必要です。
1人ではプロジェクトを進めることはできません。
だからこそ、相手にわかりやすく伝え、理解を得ることは製薬会社で研究する上で、欠かせないスキルなわけです。

相手の理解を得るためには、相手の理解の歩調に合わせてプレゼンする必要があります。

要は、言いたいことを言うのではなく、相手が知りたいことを伝えるわけです。

たとえば、こんなイメージです。

相手の理解に歩調を合わせたプレゼン

相手の理解を優先した場合、どういう順序で物事を話したらいいかを考えますよね。

また、どの程度のレベルのことまで話したらいいかも考えます。

つまり、相手の理解を優先して話す内容を決め、順序立てて説明するということです。
こうすることで、相手の頭の中と自分の頭の中は同じになります。

一方、自分が話したいことを話す場合はこうです。

自分の言いたいことを優先したプレゼン

自分の言いたいことを優先した場合、まず自分が理解していることは、相手も理解しているはずという先入観があります。

なので、自分がもっとも話したい部分だけに注目してプレゼンテーションを展開してしますわけです。

就活で研究プレゼンを聞く人は、研究所の人です。
なので、普通の人よりは専門外の研究分野も理解することはできます。
ただ、それでも完璧にいろんな分野に精通しているわけではありません。

大事なのはまず相手の視点に立つことです。

もし自分ではどの部分がわかりにくいかが想像つかない場合は、友人に聞いてみましょう。

この部分はポイントがありますので、後ほど詳しく説明しますね。

ダメなプレゼンの例

ダメなプレゼンの例

前提として、日頃から自分の頭で考えて研究を行っていないと、どんなに発表がうまくても内定は取れません。

製薬会社の研究職は理系分野の難関職種に一つです。
やはり研究をしっかりやっていることが前提です。

なので、まず研究プレゼンをうまく行うためには、しっかりと研究する必要があります。

それを踏まえた上で、プレゼンにおいて、相手の理解に歩調を合わせられるかが重要ですよね。

では、実際に相手の理解に歩調が合わせられない人のプレゼンというのは、具体的にどんなところがダメなのかを深堀りしたいと思います。

相手の理解に歩調を合わせられないって言われても、それって具体的にどういうプレゼン?って思いますよね。
つまり、ダメなプレゼンはどこが具体的にダメなのかを考える必要があります。

就活の研究プレゼンでダメなパターンは、次の3つです。

ダメなプレゼン

  • 原稿丸暗記
  • 内容を詰め込みすぎ
  • スライドが文字だらけ

ぶっちゃけ、この3つをやめれば、プレゼンは劇的に改善します。

一つずつ見ていきましょう。

原稿丸暗記

就活のプレゼンでは、相手の理解に歩調を合わせられるかが重要なポイントだと言いました。

それは、自分が話したいことではなく、相手が知りたいことを話せるかが重要だということでしたよね。

原稿丸暗記は、まさに自分の言いたいこと言うための手段です。

原稿を作ること自体は良いことです。
ただ、丸暗記した内容だけをバーっと話されても、相手は理解できません。

プレゼンはナマモノです。

相手の理解するスピードや、理解の度合いなどは当日発表しながらじゃないとわかりません。

逆に言えば、聞き手の表情で、どの程度理解できているかがわかります。

相手の表情をよく観察し、もし理解しづらそうだったら表現を変えてみたり、話すスピードを遅くしたりする工夫が必要です。
この辺は臨機応変さが求められますが、うまく話そうと思わなくてOKです。
相手のことを考えて、相手がわかりやすいように表現を変えてみようという姿勢が大切です。
その姿勢は相手に必ず伝わりますので、相手も一生懸命理解してくれようとします。

内容を詰め込みすぎ

一番ありがちなのが内容を詰め込みすぎるパターンです。

気持ちはめちゃめちゃわかります。

やっぱり研究を頑張っている人ほど、話したいことが山程あります。

研究データは自分の努力の結晶ですから、いっぱい内容詰め込みたいですよね。

でも、くりかえしになりますが、重要なのは相手の理解です。

自分が言いたいことを話すのではなく、相手が知りたいことを話すんでしたよね。

就活の研究プレゼンにおいては重要なのは、『合否』がかかってるという点です。

合否がかかっているので、アピールしたくなり、いっぱい内容を詰め込みたくなると思います。

けれど、これは逆です。

合否がかかっているからこそ、無駄な内容は省きましょう。

相手は『どのぐらいデータがあるか』ではなく『どのぐらい自分が理解できたか』を合否の指標にします。

つまり、相手に理解してもらえなかったら、採用の候補にもならないわけです。

スライドが文字だらけ

スライドはできるだけ見やすくしましょう。

文字だらけだと、相手は文字に集中してしまい、あなたのプレゼンを聞いてくれません。

スライドはわかりやすい図やグラフを中心に作成し、文字は大きく、文は短く簡潔にしましょう。

たとえば、実験方法を説明するときなども、絵を使うのがおすすめです。
絵で操作の流れが描いてあると、相手はすんなり理解できます。
結果的に、あなたのプレゼンはわかりやすいという印象をもってくれます。

重要なのは、プレゼン資料を工夫するだけでもプレゼンが上手に見えるという点です。

どんなに口がうまくても、資料が見づらかったらプレゼンが上手という印象は残りません。

プレゼンに自信がある人ほど、資料の細部にも気を配りましょう。

プレゼンをうまくするコツ

プレゼンをうまくするコツ

原稿を丸暗記せず、内容を詰め込みすぎず、スライドから無駄な文字を消す。

これだけで劇的にプレゼンを改善することができます。

では、どうすれば原稿を丸暗記せず、内容を詰め込みすぎず、スライドから無駄な文字を消せるのか、さらに深堀りしましょう。

結論、プレゼンをうまくするコツは次の1つだけです。

ポイント

伝えたいことを1つに絞る

これだけです。

伝えたいことを1つに絞ることで、内容がシンプルになります。

できれば1つが良いです。多くても2つまでかなぁと思います。

伝えたいことを1つに絞ることで、わざわざ原稿を丸暗記する必要もなくなります。

また、伝えたいことが絞られているので、無駄が省かれ、内容を詰め込みすぎる心配もありません。

その結果、スライドからも余計な文字が消せます。

伝えたいことを1つに絞るだけで、ダメなプレゼンにありがちな3つの特徴を一気に解消できます。

では、伝える内容を1つに絞るにはどうすれば良いでしょうか?

おすすめは、まずはじめに『結論』のスライドを1枚作ることです。

このスライドはできれば絵を使ってください。

論文の『grafical abstract』をイメージすると良いです。

そして、この結論のスライドにたどり着くまでのストーリーを一番シンプルに伝えられる形でその他のスライドを作ります。

要は逆算する形でスライドを作るということです。

実際の研究は、いろんなプロセス経て試行錯誤した結果、やっと結論が導き出せますよね。

でも、それは自分の言いたいことです。

まずは相手に理解してもらうために、シンプルなストーリーを意識しましょう。

ストーリーをシンプルにしつつも、どう考えてこういう実験をやったかなどは伝えられます。
質疑応答などもありますので、そのときに試行錯誤の話をうまく織り交ぜればOKです。

そしてプレゼン資料ができたら、実際に友人にプレゼンを聞いてもらいましょう。

おすすめの方法は、『別分野の研究をしている優秀な友人に聞いてもらう』です。

別分野というのは、別の研究室と言う意味で捉えてもらってもOKです。

別分野の研究をしている優秀な友人が抱く疑問は、研究所の採用担当の人が抱く疑問に似ています。

あまりにも基礎知識が無い人の疑問はそもそも的外れですし、同じ分野を知りすぎている人の疑問はレベルが高すぎます。

優秀だけど違う分野にいる人っていうポジションが、ちょうど製薬会社の研究員の視点に近い意見をくれます。

その人の意見を参考にしながら、自分の発表資料のわかりにくいところを改善し、よりブラッシュアップしていきましょう。

まとめ:シンプルは最高の思いやり

まとめ:シンプルは最高の思いやり

伝えたいことを絞って内容をシンプルにするのには勇気がいります。

でも、しっかりと日頃から自分で考えて研究している人は、見る人が見ればわかるので心配しなくてOKです。

まずは相手の理解を優先する。

シンプルにすることは最高の思いやりです。

この思いやりを持てる人が最終的に内定を取れます。

もし製薬会社の就活対策についてもっと知りたい場合は以下の記事を参考にしてみてください。

製薬会社の就職活動対策【オススメの情報サイトも紹介】

今回は以上です。

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