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研究者の適性【結論、"待てる人”】

研究者の適性【結論、"待てる人”】

どんな人が研究者に向いているの?
研究者の適性が知りたい。

こんな疑問にお答えします。

本記事の信頼性

本記事の信頼性

私は製薬会社の研究職に就く際、自分は研究者に向いているのだろうかと悩んだことがあります。

結論、頭の良さなどの能力うんぬんで研究者に向き不向きはありません。

ただ、一つだけ、研究者に必要な資質があります。

それは『待てるかどうか』です。

この部分を今回は深堀りしていきたいと思います。

それではいってみましょう。

研究者の適性【結論、"待てる人"】

研究者の適性【結論、"待てる人"】

研究者に唯一必要な資質は、『待てること』です。

そもそも、仕事には大きく分けて4種類あります。

いろんな仕事がありますが、仕事を『成果が出るまでの時間』で分けると、だいたい4つに分かれるかなと思っています。

成果が出るまでの時間

  • 日〜週単位の仕事
  • 週〜月単位の仕事
  • 月〜年単位の仕事
  • 数年単位以上の仕事

まず、一日単位から一週間単位で仕事が区切られている職種です。

これは、飲食業や接客業などが該当すると思います。

仕事内容としては、一日単位で区切られているのが一般的ですよね。
その日の売上など、目に見える成果が一日〜週単位で出てきます。

これよりももう少し成果が出るまでの時間が長いのが、営業職などです。

営業以外の職種で考えると、出版業界とかがイメージしやすいですかね。

週〜月単位で成果物を出していくイメージです。

さらに時間軸を伸ばすと、成果が出るまでに月単位〜年単位の仕事があります。

たとえば、商品開発や企画などの仕事です。

こういう仕事は、市場調査から始まり、少なくとも数ヶ月単位で製品像を設定していきますよね。
成果が出るまでには時間がかかります。

そして最も成果が出るまでに時間を費やすのが、研究の仕事です。

研究の仕事は、成果が出るまでに、数年以上はかかります。

もっと言うと、数年かかっても目に見えた成果が得られないこともあります。
研究に失敗はつきものです。

このようにして考えると、仕事の向き不向きは、職務内容だけでなく、成果が出るまでの時間によっても変わってくる感じがしませんか?

私は学生時代にカフェでアルバイトをしていました。
自分の行動の結果、目の前のお客さんに喜んでもらえるのはとてもやりがいがありました。
一方で、大学院で研究をしていると、成果が出るまでに時間はかかるけど、じっくりとデータを積み重ねて着実に前に進めていく楽しさも感じました。

成果が出るまでの時間は、結構仕事選びの本質に関わります。

研究の仕事は、とにかく時間がかかります。

数年かけたプロジェクトが水泡に帰すこともしばしばです。

だからこそ、焦らず、しっかりと『待てる人』が研究に向いているわけです。

待てる人は我慢強い人ではない

待てる人は我慢強い人ではない

待てる人が研究に向いていると言いましたが、何も我慢強くあれということではありません。

待てる人と我慢強い人は全く別です。

私が考える待てる人というのは、『待っているのを忘れられる人』です。

たとえば、エレベーターがなかなか到着しないとき、結構イライラしませんか?

昔聞いた話ですが、デパートでエレベーターが遅いって苦情が相次いでいたときに、エレベーターの横に鏡を設置したら苦情がなくなったそうです。

鏡があると、ついつい身なりをチェックするため、エレベーターを待っていることを忘れるみたいです。
この気持ち、なんとなくわかります。

これと同じことを自分自身にできる人が待てる人です。

なかなか良い結果が出なかったとしても、ちょっとしたことに喜びを覚え、成長した自分を褒めてあげられると、待っている感覚を忘れます。

たとえば、革新的なデータがでなくても、条件検討がしっかりできたことや、新しい実験系を確立したなど。

小さな喜びの先に大きな成果があります。

論文を一報書くにしても、かなり時間がかかりますよね。
論文って、様々なデータによって支えられているからこそ説得力のある良い論文になると思いませんか?
何も、たった一個の革新的なデータがなくても、小さなデータを積み重ねれば必ず一つの良い論文に仕上がるわけです。

ぶっちゃけ、研究って派手はありませんし、面倒な作業も結構あると思います。

でも、そんな中にも楽しみの種はあります。

雨の日に出かけるのが億劫でも、お気に入りの長靴があれば、ちょっと外に出てみたくなりますよね。

研究者は嫌なことを我慢するのではなく、別の楽しみを見つけながら、成果を待てる人です。

研究所にも色んなタイプの人がいる

研究所にも色んなタイプの人がいる

研究者というと、すごい分析が好きなタイプが多いイメージありませんか?

一般的に、そういう人が多い傾向はあるかもしれません。

でも、世間が思っている以上に色んなタイプの人がいます。

たとえばこんな感じです。

研究者の様々なタイプ

  • データよりイメージで考える人
  • コミュニケーションに長けた人
  • めっちゃ行動力がある人
  • ぶっとんだ提案をする人

この他にも色んなタイプの人がいます。

同じ研究所で同じ部署にいても、まったくタイプが違う人は結構います。
そりゃそうですよね。

まったくタイプが違う人がたくさんいるということは、能力うんぬんで向き不向きを分ける指標は存在しないということです。

よくOB訪問で、研究所の人ってみんな頭いいんですか?って聞かれます。
みんな努力家なので、頭はいいと思いますが、ぶっちゃけ人間の頭の良さなんて、どんな職種でもそんな大差ないです。

人間誰しも、何かしらの才能があります。

自分には才能なんて無いと思う方もいるかもですが、そんなことありません。

たとえば、人の気持ちがわかることも才能です。
言いたいことをしっかり言えるのも才能です。
相手の話を聞けることも才能です。
自分の性格は自分の才能の結晶です。

だからこそ、どんな形であれ、あなたの持つ才能は研究に活かせます。

そしてそのときに最も大切なのが、『待てる人』であるということです。

あなたの才能を研究で活かすためには、待つことが必要なときもあるでしょう。
でも、待てる人は必ず報われます。
小さな喜びを見出しながら待てる人。
研究者に必要な資質はこれだけです。

まとめ:時間軸を意識して自分を見つめよう

まとめ:時間軸を意識して自分を見つめよう

今回は研究者に必要な資質についてまとめました。

結論、研究者に向いている人は『待てる人』。

これだけです。

就職活動や転職活動で、自分のキャリアを見つめ直すとき、まずは『成果が出るまでの時間』に着目して自分を見つめ直すと進むべき道がクリアになります。

もし今、興味のある仕事があれば、その仕事は成果が出るまでにどれぐらいの時間がかかるか。

これを考えるだけで、新しい気付きがありますよ。

そしてもし、あなたが『待てる人』なら。

今回の記事を読んで、研究職に興味が湧いたら、ぜひあなたの人生の選択肢に研究者の道も追加してみてください。

私は製薬会社で研究をしていますが、この道を選んで心から良かったと思っています。
でも、人によってはデメリットと感じる部分もあると思うので、気になる方は以下の記事も参考にしてみてください。

>>製薬会社の就職活動対策【オススメの情報サイトも紹介】

>>製薬会社に転職するには?【デメリットも公開】

今回は以上です。

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